私が子供の頃は8月の下旬ごろになると朝夕はどことなく秋の気配が感じられたのですが、最近はすっかり気候が変ってしまいました。気象庁のデータによると、今年の9月、神戸市で最高気温が30℃を下回ったのは22日がはじめてでした。10月に入るとさすがに30℃を超える日は少なくなり、やっと秋が来たようですが、それでも平年より高い気温が続いています。
こんな異常気象の中でも、畑の野菜は元気よく育っています。それでは最近の様子をご紹介します。
バターナッツかぼちゃがいっぱい実をつけました。このかぼちゃは北アメリカから南アメリカにかけての乾燥した砂漠周辺の荒野が原産地で、痩せた土地でもよく育つため家庭菜園でも人気があります。ナッツのような風味があり、ポタージュなどにすると美味しいので楽しみです。
ピーマンは夏の暑さに強く、病虫害も少なくて秋まで収穫でき、栽培しやすい野菜です。またいろんな料理に使えるのもGoodです。
極早生の玉ねぎトップゴールドは、今頃が苗の植え付け時期となります。これから秋、冬を越え早春に収穫時期を迎えます。
畑の傍でレモンも大きな実をつけました。
前回紹介した渋柿も色づいてきました。今年は台風の影響もなく、枝が折れそうなくらい鈴なりの実がついています。渋柿は収穫後、皮をむいて吊るし柿にするのが一苦労ですが、晩秋から冬にかけて、一つずつ吊るし紐から取って食べるのが楽しみです。