( 令和3年3月31日 神戸市記者発表資料より)
神戸市では、改修・更新時期を迎える大量の市営住宅への対応や、構造や設備面での課題を踏まえ、10年ごとにマネジメント計画を策定し、市営住宅の再編と改修に取り組んできました。
このたび「第2次市営住宅マネジメント計画」が令和2年度で最終年度を迎えることから、令和3年度から12年度までの10年間の「第3次市営住宅マネジメント計画」が策定されます。
1.計画の概要
(1)基本方針
- 良好な市営住宅ストックを形成するための再編と改修
- 将来需要や財政負担を踏まえた管理戸数の円滑な縮減
- 市営住宅ストックの有効活用による地域課題への貢献
(2)対象住宅
- 建設年度の古い住宅から再編に取り組むため、昭和55年度以前に建設(築40年以上経過)したエレベーターのない住宅(階段室型等)とします。
(3)事業手法
- エレベーターのない住宅(階段室型等)は廃止とし、周辺地域に立地しているエレベーターのある良好な市営住宅に移転していただくことを基本とします。
- 周辺地域にエレベーターのある良好な市営住宅がなく、入居者の移転先を確保できない場合には、エレベーターの設置、住戸内の設備の改善等、改修を行います。(エレベーターの設置については、4階建て以上の住宅とします。)なお、改修を行うことが効果的・効率的でない等の場合には、建替えを行います。
(4)今後の進め方
- 対象住宅ごとに具体的な事業計画(事業手法、廃止や改修する住棟、移転の進め方等)を作成した上で、説明会を実施、事業着手します。
詳細は、下記の神戸市ホームページをご確認ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a74622/592266089765.html